避難サポート(高齢者)

【日頃から地域の集まりに参加して、無理なくネットワークを築きましょう。】

一人暮らしのシニア世代は災害時に孤立しやすい傾向にあります。

日頃から地域のボラティアや趣味の会などに参加して
無理なくネットワークを築いておきましょう。

「枕元に必携品をセットして就寝。」

枕元には大きめのハンカチを置いて
携帯電話や家の合鍵、老眼鏡、必要に応じて
入れ歯と入れ歯の洗浄剤、1週間分の薬などをセットしておきます。

災害はどんな時間帯に起きてもいやなものですが
夜に眠っている間に「その時」が来たら
とっさに動きくいという意味で
昼間以上に課題や問題が多いと思います。

枕元に必要なものを置いておくことで
考える前にそれを掴んで安全な場所に避難することができます。

袋にしまってしまわないのは
毎日必ず使う必携品だけに、寝る前にそこに置いたか
自分の目で確実に確かめるためです。

朝、無事に目覚めたら
そのまま昼間の置き場所やバッグに戻しておきましょう。

「一時避難コーディネート」

一次持ち出し品をポケットに詰め込んだ避難服セットを用意しておきましょう。

ポケットが多めのシャツ、ニット、上着、
パンツを1つのハンガーにセットして
最後に薄手のレインコートを羽織らせます。

ポケットには靴下、タオル、下着セット、キャンディやチョコレート
ティッシュ、絆創膏、小銭、家の合鍵などを入れておきます。

年間を通じて、同じコーディネートでOKです。

このアイテム数があれば、
防寒、防塵、着替えなど様々シーンに対応することができます。

自分に合うサイズの下着などは
避難所でも支給されにくいので
自分用を1セット入れておきましょう。

傘は持てませんのでレインコートは
フード付きのものをお勧めします。

一時避難コーディネート

「おんぶして避難する」

近年では高齢者や病人を背負って避難出来るおんぶグッズも販売されています。

災害時はベビーカー同様に車いすを利用することは出来ませんし、
担架は2人の手が必要になってしまうため
大人1人で1人の介護者を避難所まで、迅速に搬送出来るグッズが
利用されているケースもあります。

女性でも比較的容易に病人や障害を持つ大人を
背負うことができ、かつ両手の自由が利く工夫がされていますので
ライトを持つことも出来ますので
夜間でも安全に移動することが出来ます。