ケガをした時に知っておきたい応急手当(AED)

【緊急時に備えて、心肺蘇生とAEDを使う一次救命処置を覚えておきましょう。】

倒れている人を見つけたら
まず何をすべき?

ここでは救命処置の流れやポイントを
説明していきます。

現場に居合わせた市民によって行なわれる救命処置を
一次救命処置といいます。

一次救命処置は心肺蘇生を行う、
またはAEDを利用して止まってしまった
心臓や呼吸の動きを助ける方法です。 

 

ではAEDについて説明していきます。

AEDは最近、駅や公共施設などでよく見かけることもあると思います。

でも、その使い方を知っている人は意外に少ないのです。

AEDが一体どんなもので、緊急時にどう役立ってくれるのでしょうか。

心肺停止は心臓が細かく震えだす
心室細動という不整脈によって起こることが多く
心臓を正常な働きに戻すために
電気ショック(除細動)が必要となります。

AEDとは自動体外式除細動器とも呼ばれていて
この電気ショックを行う機械です。

AEDは誰でも簡単使えるものなのかも気になるとこです。

コンピューターによって心臓の状態を判断して
除細動が必要かどうかを決定します。

音声メッセージで手順すべてを指示してくれますので
一般の人でも確実に操作することが出来ます。

心肺停止から5分以内に除細動を行えば
救命率は特に高くて、
市民によるAEDを用いた除細動が
いくつかの臨床研究でも示されています。

ただし、AEDはあくまで心肺蘇生と合わせて
行う一次救命処置の一部であることを覚えておきましょう。

 

心肺蘇生

※※※AEDの使用方法※※※

①AEDの設置ボックスの扉を開ける。

②中からAED本体を取り出し、傷病者の頭の近くに置きます。

③蓋を開け電源を入れると同時に
使い方の手順のアナウンスが始まります。
(蓋を開けると同時に電源が入るタイプもあります。)

④傷病者の衣服を取り除きます。
ネックレスなどがある場合ははさみやペンチで切ります。

⑤電源パッドを取り出して、傷病者の胸の右上と
左下に貼り、密着させます。

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