避難サポート(猫)

【同梱避難が原則です。一緒に避難出来るように平常時から備えておきましょう。】

「キャットフード・水」

生命線となるのは食べ物と水です。

災害時は給水車は比較的早い時期に来てくれますし
ペットのための救援物資も数日のうちに手に入るようになります。

まずは3日分を目安にして、用意してください。

キャットフードはドライをお勧めします。

缶詰はゴミになる上、
水が不足して洗うことが出来ないと不衛生に
なりがちだからです。

日頃からドライフードを食べられるように
しておいてください。
硬水のミネラルウォーターは尿路結石を発症しやすくなると言われていますので
国産の軟水を用意することをお勧めします。

避難サポート(猫)

「ペットケージ」

キャリーバッグは同行避難するための必需品です。

平常時から猫がキャリーバッグに入る習慣をつけておくようにしてください。
しかし、避難所についたら、キャリバッグでは狭すぎますので
コンパクトに折りたためて持ち運びが出来る、
ポータブルなケージをお勧めします。

猫のストレスを軽減するためと
ふいの逃亡を防ぐ意味でも、安心出来る居場所を確保しておくことは必須です。

そのためにもペットケージの用意は重要です。

「トイレ」

犬のように散歩に行って
排泄させるのが困難な猫にとってトイレは
食べものと同じくらい重要です。

猫砂はもちろんですが、携帯用の猫トイレも一緒に用意しておきましょう。

避難先で適当なダンボールで済ませようというのは無理かもしれません。

猫はデリケートな生き物です。
人が多く落ち着かない場所では排泄を嫌がる可能性もあります。

持ち運びがしやすいトイレを用意して
猫が過ごすケージの中に置いてあげることで
落ち着いて排泄することができるでしょう。

「小物」

家に付くと言われる猫にとっては
住み慣れた家を離れただけでもかなりのストレスになります。

ストレス解消のための爪とぎや
リラックスさせるためのおもちゃを用意してあげて
極力落ち着いて、過ごせる環境作りをしてあげましょう。

また、避難が長引いた場合は
ケージに入れっぱなしというわけにはいきませんが
かといって、自由に外に出してしまうと
他人の迷惑になったり、逃げ出してしまうこともあります。

そんな時のためにも
首輪か、ハーネス&リードも必要になります。

犬と違って、首輪でリードに繋がれて
行動することのない猫にとっては
ハーネスの方が負担にならないかもしれません。